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andon 市瀬拓哉さん

①日本中で考えると、他にも「町」はたくさんある中で、なぜ京丹後市に移住しようと思われたのでしょうか?

2009年に移住してきたのですが、それまでは東京で学生をやっていまして。4年生の時に入社が決まっていた会社があったのですが、リーマンショックの影響で内定取り消しになっちゃって。でも田舎出身ということもあって地域で活動したいと思っていたのと、改めて満員電車の中でスーツ着て仕事するのは無理だなって(笑)。だから内定取り消しもちょっとラッキーだなって思いました。

地域活動としては、もともと環境とかもやっていたので、自然の中で活動していきたいなって思って色々探していく中で、9カ月間地域の企業に入って活動していく企画の募集がありまして。それで京丹後市に来てここだと思ったのが移住のきっかけです。

②1について、具体的には、何か例えばの例などはありますか?

一つは富山で育ったということもあって、生まれ故郷の風土に近いものを求めていたのかもしれませんね。海が近くにあるとか、冬の空が曇っているとか。

あとは他の移住者からも同じ話を聞くのですが、ご飯がおいしすぎて。これは移住者の理由としてパターン化されてるんじゃないかって、京丹後市の。まず胃袋つかまれるじゃないですか。後は活動していく中で人につかまれていく。食と人ですね。そこは大きかったですね。

他にも丹後って谷もあったり山もあったり海もあったりと地形が多様じゃないですか。そうなると文化圏が多様になるんですよ。人の多様性と食と文化の多様性というところが丹後の魅力かなって思いますね。

③移住してみて、良かった点は何でしょうか?

移住者に寛容ですよね。移住してきた時は閉鎖的なのかなって思っていたので。移住者に抵抗がないというか。

あとはコミュニティが段々出来ていく過程を見ているのが面白いですね。私が移住した10年前から今まで移住者もいて、そこからつられて移住者もきて。コミュニティが段々とできていくことに関わりながら、その過程を見ることができて楽しかったなって。地域で何かやろうとなったときに、メンバーの構成が移住者と地元の方との割合が半々ぐらいなんですよ。いいバランスというか。ほかの先進地とか見ていると移住者ばかりが先行してやっちゃうじゃないですか。そうじゃない形が出来ているのは丹後の特色というか良いところだなって思います。

④移住してみて、困っている点、不安な点は何でしょうか?

困っていることはないんですよね。コミュニティレベルもありますし。食とかコミュニティとかは自給できているので。そういう意味では、良くも悪くも大江山を超えなくなっちゃいましたね。丹後半島から出ないです(笑)。

でもこうなればいいなと思うことは、都会に出ちゃう人がいて、そういう人って私の仮説なんですけど、面白さを外に求めちゃってるんですよね。面白さって自分たちで作り出せるんですよ。それが丹後はしやすかったり、出来つつあるんじゃないかなって思います。だから、それは続けていきたいですね。面白がれる人口を増やしていきたい。面白がって本当にしたい暮らしができる場所になっていけばいいんじゃないかなって思います。

⑤移住する前と現在とで、ご自身の中で京丹後市に対してイメージが変わった、認識が変わった点などはありますか?

移住する前って観光情報しか分からないですよね。中に入って住むことで認識が立体的になるというかどんどん掘り下がっていくというか、面白みが断然違いますね。正直、こういう場所があるよという紹介されるまで京丹後のことは知らなかったです。来てみて海があるなとか。大学の4年生まで京都市内の上は空白地帯で地図すら分からない状態でしたから(笑)

あとは住んでみて分かったことは、京丹後の特性でいうと地の利と人の利は大きいかなと思いますね。地形が多様なので文化も多様ですよね。私も他の市に住んでいた時期がありますけど、京丹後のほうが面白いなって思いますね。

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