

16歳の僕がここで暮らす理由
潮と森の香りがする伊根町の漁師町は、
漁業を中心に人々が繋がり
温かいコミュニティがあります。


家族のように温かい
小さな漁師町の人づき合い。
小さな漁師町の人づき合い。
「漁師になりたい!」その一心で伊根町へ移住を決めた田中晃斗さん。中学卒業後、漁から水産加工まで一貫して行う蒲入水産へ入社しました。田中さんにとって、仕事も一人暮らしも、初めての経験。慣れるまでは、戸惑いや寂しさもあったと言います。
「近くにスーパーがなくても、『一緒に買い物に行く?』と声をかけてくれる人がいて、野菜や晩御飯のおかずをおすそわけしてくれる人もいます。職場の先輩たちも優しくて、半年くらいでこの街に慣れました」
最初は手探りだった一人での生活も漁師の仕事も、家族のように身近で支えてくれる大人たちに囲まれ、徐々に板についてきました。海を一望できる一軒家でのんびり暮らし、暇があれば釣りに出かける。そんな風に仕事と趣味の時間を大切にしながら、自分らしい暮らしのリズムを作っていました。




1. 年齢の近い職場の仲間は、お兄ちゃん的な存在。会話の内容はもっぱら釣りの話。2. 漁から戻ると、獲った魚の陸揚げ作業。3. 昼休憩や休日は、大好きな釣りの時間。魚づけの毎日が楽しいそう。4. 朝4時〜7時頃までは、定置網の漁で海へ。

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Teruto Tanaka ![]() |
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京都市から車で約2時間 |
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居住スタイル / Iターン |
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良い所 / 大好きな魚釣りがいつでもできる。 |
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悪い所 / 車がないと買い物が不便。 |
