たんたんターン 京都府

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Post Date / 2024.11.11 Mon

花岡さん〈Guesthouse Bench〉  京丹後市

海の近くの空家を購入して、ゲストハウスを開業。

令和5年8月に京丹後市網野町に移住され、
海の近くに「Guesthouse Bench」を開業されている、
花岡さんにお話をうかがいました。

ご主人の功大さん:
出身は北海道です。5歳から千葉に引っ越しました。
東京の大学・大学院を経て大阪、福岡、東京に住んで、
仕事を辞めタイに行きました。
そこから、海外の行きたい所に行き、2年間でほぼ世界一周しました。
そんな旅の経験から、ゲストハウスに興味を持ったんです。

日本でも各地に住み、移住先もいろんなところを見て回りました。
京都市内や長野でも、実際にゲストハウスで経験を積んでいました。

そんな、功大さんがなぜ、京丹後市を選ばれたのか?

功大さん:京丹後市の安い空家物件に出会えたことが大きいです。
そして、海の近く、圧倒的な観光資源がある。
天橋立や城崎温泉にも行ける。
京都、大阪、神戸から、車で2時間くらいという立地。

日本の端っこには行きたくなかったんです。
飛行機で移動がたいへんだったり、本州に行くだけで1日かかるとかは、
足が遠のくので。
ここは、京都までバスでも行けるし、便利です。

他の田舎は手頃な空き家が見つからなくて、
ここ(丹後)は、ほんとに穴場です。

実際に住まわれて、どうですか?

海を見て、感動しました。
妻も、海を眺めるのが好きなんです。

暑いときは、10時から12時まで館内掃除をして、汗だくになったあと、
海まで歩いていって、15分くらい泳いでということをしています。
水平線があるのもいいですね。

買い物に行くときも海岸通りを車で走ります。

海鮮や食べ物も美味しいです。
知り合いが、イカをくれるので、イカに困ることはないです(笑)
冷凍庫いっぱいイカがあります。

地元の人と仲よくしてもらってて、DIYで改装しながら、
開業したのですが、改装を手伝ってもらったり。
皆さん、見守ってくれる感じです。

かといって、面倒な近所付き合いもなく、
踏み込んでこられるようなこともありません。

やりたかった自分のゲストハウスと家を購入できて、
根をおろすことができてよかった。

同業の方とスーパーで出会って、
「この夏は疲れたねー」とか
一緒に言葉をかけあって、共感できて、
自分も地域の人になった感じがします。

田舎は癒されます。
こっちは、静かです。
騒音がないのは、精神的に大きいです。

IターンやUターンが増えて、地域が盛り上がったらいいですね。

(聞き手の私)あっ、移住される方が丹後を訪れたり、
家探しをされる時に、Benchさんに来ていただけたらいいですね!