海の近くの空家を購入して、ゲストハウスを開業。
令和5年8月に京丹後市網野町に移住され、
海の近くに「Guesthouse Bench」を開業されている、
花岡さんにお話をうかがいました。
ご主人の功大さん:
出身は北海道です。5歳から千葉に引っ越しました。
東京の大学・大学院を経て大阪、福岡、東京に住んで、
仕事を辞めタイに行きました。
そこから、海外の行きたい所に行き、2年間でほぼ世界一周しました。
そんな旅の経験から、ゲストハウスに興味を持ったんです。
日本でも各地に住み、移住先もいろんなところを見て回りました。
京都市内や長野でも、実際にゲストハウスで経験を積んでいました。
そんな、功大さんがなぜ、京丹後市を選ばれたのか?
功大さん:京丹後市の安い空家物件に出会えたことが大きいです。
そして、海の近く、圧倒的な観光資源がある。
天橋立や城崎温泉にも行ける。
京都、大阪、神戸から、車で2時間くらいという立地。
日本の端っこには行きたくなかったんです。
飛行機で移動がたいへんだったり、本州に行くだけで1日かかるとかは、
足が遠のくので。
ここは、京都までバスでも行けるし、便利です。
他の田舎は手頃な空き家が見つからなくて、
ここ(丹後)は、ほんとに穴場です。
実際に住まわれて、どうですか?
海を見て、感動しました。
妻も、海を眺めるのが好きなんです。
暑いときは、10時から12時まで館内掃除をして、汗だくになったあと、
海まで歩いていって、15分くらい泳いでということをしています。
水平線があるのもいいですね。
買い物に行くときも海岸通りを車で走ります。
海鮮や食べ物も美味しいです。
知り合いが、イカをくれるので、イカに困ることはないです(笑)
冷凍庫いっぱいイカがあります。
地元の人と仲よくしてもらってて、DIYで改装しながら、
開業したのですが、改装を手伝ってもらったり。
皆さん、見守ってくれる感じです。
かといって、面倒な近所付き合いもなく、
踏み込んでこられるようなこともありません。
やりたかった自分のゲストハウスと家を購入できて、
根をおろすことができてよかった。
同業の方とスーパーで出会って、
「この夏は疲れたねー」とか
一緒に言葉をかけあって、共感できて、
自分も地域の人になった感じがします。
田舎は癒されます。
こっちは、静かです。
騒音がないのは、精神的に大きいです。
IターンやUターンが増えて、地域が盛り上がったらいいですね。
(聞き手の私)あっ、移住される方が丹後を訪れたり、
家探しをされる時に、Benchさんに来ていただけたらいいですね!