たんたんターン 京都府

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Post Date / 2020.02.26 Wed

渡邊 荘太郎さん〈農家〉  伊根町

伝統的な祭があり、地域の人々との繋がりが持てる「日本らしい暮らし」ができると思ったからです。

2年間の研修後、2015年に就農。

季節に応じた旬の野菜を生産。

①日本国内に数ある「町」の中で、なぜ伊根町へ移住しようと思われたのでしょうか?具体的なきっかけなどはありますか?

・伊根町を選んだのは伝統的な祭があり、地域の人々との繋がりが持てる「日本らしい暮らし」ができると思ったからです。
農業の専門学校時代に伊根町に来て養鶏等を経験し、その後漁業組合へ就職しました。
漁業組合が解散してしまいましたが、食に関わる仕事をと思い就農しました。

②移住してみて良かった点は何でしょうか?

・事業が成功して初めて良かったと思えるんじゃないでしょうか。まだまだこれからです。
・田んぼの草刈や、地域の総仕事、ハウスの雪下ろし・・・大変だけど、助け合う地域というところも良いと思います。
・子どもがいるおかげで地域の方が気軽に声をかけてくれて馴染み易かったです。自然とふれあい、その辺の草花を摘んで気楽に遊ばせられることですかね。(東京だと採って良い花と「そうでない花」がシビアなので気を遣います!笑)

③移住してみて(移住当時)、困っている点、不安な点は何でしょうか?

・農業の難しさに不安がありました。
・子育てしながらの農業は大変ですね。時には子どもを背負いながら作業をしていました。また、私たちが体調を崩したりしたとき、実家が遠いため、なかなか頼れないことでしょうかね。

④移住する前と現在とで、ご自身の中で伊根町に対してイメージが変わった、認識が変わった点などはありますか?

・住む地域にもよると思いますが、「田舎」と言えばかなりフレンドリーなイメージでしたが、実際は地域の方とは程よい距離感でお付き合いができています。
・コンビニも無く、お店も早く閉まる、この不便さが逆に心地よいです。選択肢が少ないから諦めがつき、我慢精神が鍛えられたというか・・・(笑)
・東京に住んでいたからこそ分かる、伊根町での気楽さが心地よい

【移住者へアドバイス】

・人付き合いが増えるが率先して参加することが大切です。人が集まる場に足を運ぶと、色んな情報を得るチャンスを掴めますよ。
・子育て世代の方には住みやすいと思います。