住めば都。私は海が近くゆったり潮風が流れる、ここ瀬崎が気に入っています。
大浦地域の海に面した小さな集落・瀬崎でタイ料理店を営まれている渡邉直樹、恭子ご夫妻。のんびりとした雰囲気のお店では様々な香辛料やこだわりの焙煎コーヒーのいい香りが漂う。
畑仕事では自分たちの食べる分の野菜を作り、たくさん出来たときにはお店で提供することもある。もちろん無農薬。料理を盛り付けた器の中には自身が作ったものもある。「あまり知られていませんが、舞鶴には陶芸家の方がたくさんいます。うちの近所にも住んでおられますよ。」
直樹さんはバックパッカーだったころに国内外のあちこちを旅した。「日本は自然豊かでいいところだらけ。住めば都。私は海が近くゆったり潮風が流れる、ここ瀬崎が気に入っています。ゆくゆくはこの場所でオーベルジュ(農家民宿)もできたらいいなと思っています。」自分らしさを大切にしながら、静かに夢は広がる。