自然と共存してきた人間との歩みよりの中に「漆」がある
移住した理由は、この地域に漆があったから。夜久野は木が少なく、植林から始める必要がありました。それを取り組もうとしている人達がいるということに魅力を感じました。
日々楽しいです。自分で食べる米を作ったり、狩猟できるようにもなり、自分も自然界のいち自然物だということを実感することができます。ただ、人間付き合いは難しい。漆だけではやっていけないとも思います。
地域性やその歴史、自然に合わせ長い年月をかけ自然と共存してきた人間との歩みよりの中に漆があるということを知りました。さらには、あとに来た移住者や地域の人に出会い影響を受けたことも、今の自分の考え方、信念を深めることに繋がったと思います。